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言ノ葉 my world's my words

季節の移り変わりを、人の心の移り変わりを、全ての変化を受け入れよう。

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Neque porro quisquam est qui dolorem ipsum quia dolor sit amet, consectetur, adipisci velit 同様に、悲しみそのものを、それが悲しみであるという理由で愛する者や、それゆえ得ようとする者は、どこにもいない。

GiottoとCimabueの違い

Posted by 八月の紫陽花 on   0 comments   0 trackback

Cimabueの弟子であったGiottoだが、その力量は師匠をはるかに上回ったと言える。

例えば、それは<キリストの磔刑>を描いた作品で顕著である。


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Cimabueの描いた作品はいかにもビザンティンらしい絵である。というのも昔から伝わってきた伝統的な描き方でしかなく、進化が見られないのだ。例えば、キリストの不自然に折れ曲がった体や、苦痛の表情のマリヤ、そして黒い線で描かれたひだなどがビザンティンの特徴として挙げられる。

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しかしGiottoの描く作品の場合、そのような傾向からは抜け出しているように考えられる。何故なら、キリストの状態や体の盛り上がりは自然であり、服にもグラデーションが見られるからだ。

このように

①人間らしい動きをした人間を描いたこと
(<キリストの復活>兵士、<マリアとヨセフの結婚>棒を折る男)

②表情豊かな人、あるいは人以外のものを描いたこと
(聖人<金門の出会い>、天使<死するキリストへの哀悼>)

③新しい絵画の方法を生み出したこと
(脱ビザンチン、フレスコ画法、ジョルナータ)


などなど、

あらゆる点でGiotto di Bondoneは偉大な人物だと言えるだろう。

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