FC2ブログ

言ノ葉 my world's my words

季節の移り変わりを、人の心の移り変わりを、全ての変化を受け入れよう。

About me

Neque porro quisquam est qui dolorem ipsum quia dolor sit amet, consectetur, adipisci velit 同様に、悲しみそのものを、それが悲しみであるという理由で愛する者や、それゆえ得ようとする者は、どこにもいない。

『テルマエ・ロマエ』 ヤマザキマリ

Posted by 八月の紫陽花 on   0 comments   0 trackback

ヤマザキマリ
エンターブレイン
発売日:2009-11-26

これは…衝撃的ですね。なんか、もうそれ以外の言葉が出てきません。もうこの発想と、お決まりの展開と。。よくネタが尽きないなと感心します。そしてお決まりなんだけど、笑えちゃうのが、やっぱり凄いですよね。これ映画化って一体…(笑。いつか映画も見てみたいですね。 4巻まで読みましたが、今までとは違って、続きが気になるところですね!また新刊が出たら読みたいです^^
スポンサーサイト



『ハチミツとクローバー』 羽海野チカ

Posted by 八月の紫陽花 on   0 comments   0 trackback

こ…これはやばいですね!!!!!実は数週間前に一生一緒だと思っていた彼氏にいきなり振られて、その結果ハチクロ読んで共感できる自分になった事に、心底感動しました。好きには色んな好きがあって、本当に大切なんだけど、恋愛感情じゃない好きっていうのがやっぱりあるんですよね。

私の彼に対する好きはなんだったんだろう?と考えた時に一番近いのは真山のりかさんに対する好きだった気がします。でもつい最近までの状況は相手が真山で私はあゆでした。そして今の私ははぐです。恋愛に生きる人間と、自分の使命に生きる人間がいるとすれば、私は一時前者に傾いていたけれども、根本的には常に後者で、これからははぐのように生きていきたい、と思いました。

ハチクロ…何度も感動して、何度も共感しました。この物語は本当に人間の心の描写をするどく、丁寧に描いたものだと感じました。初めて見たのはアニメで、普通に楽しんだけど、それ以上に何もなくて、でも、今読むとこんなにも違った印象を受けるのはきっと、私が大学生になって、しかも2年生で、好きな人が出来て、付き合って、振られたからなんだなぁと思うと、深いですね。。やっぱり名作って何度も手に取って読み返すべきですね!

『署名の間 壁画4枚』 Raffaello Stanzio

Posted by 八月の紫陽花 on   0 comments   0 trackback

athens_convert_20120116150339.jpg
<アテネの学堂>

・一点消失法

☆中央左:プラトン
・ティマイオスを持つ
・本を縦に持って指を天に→理想主義

★中央右:アリストテレス
・エチカを持つ
・本を横に持って手を地に→自生的哲学

☆中央
・ディオヘデス(犬儒派)、ミケランジェロ(悲観主義者)

☆左
・ピタゴラス、三術音楽
・ユークリッド

★右
・天文学、幾何学の代表者、ユークリッド、プレトマイオス、ゾロアスター

壁にはミネルヴァデス(戦・芸術)、アポロン(音楽)


00disput_convert_20120116185027.jpg
<聖体の論議>

・神、キリスト、マリヤ、洗礼者ヨハネ
・12使徒
・天使が雲を作っている
・ユリウス2世の甥(ネポティズモ)、親族で脇を固める
・月桂樹を頭に乗せて(詩人の象徴)赤い服を着た人は神学者としてのダンテ


parnass_convert_20120116152711.jpg
<パルナッソス>

・ギリシャのパルナッソス山
・リラ・ダ・ブラッチョ(詩・音楽の永遠の価値を示す)を持ったアポロン

・9人の古代詩人
・盲目で青い服を着た人…ホメロス
・ダンテ(神)⇔ウェルギリウス(地獄と天国へ人を誘導)(天井の詩の一部))
・詩人の栄誉を表す月桂樹(サッフォーにはない)
・ミケランジェロのシスティーナ礼拝堂の絵に対抗?女流詩人サッフォー

・9人の女神

・ダンテ以降の9人の詩人
・ボッカッチョ(世俗的な顔)⇔ペトラルカ(通常の赤いマントではない)


・ルネッサンス人文主義を謳歌した作品
・奥行きが無い


4virtue2_convert_20120116185050.jpg
<枢要徳と対新徳>

・鎧を着た人=剛健
・馬のたずなを持った人=節制
・鏡(未来) 顔(前/後):現在/過去=賢明

・聖アウグスティヌスが最高の徳と決めたのは「法」

『署名の間 天井画』 Raffaello Stanzio

Posted by 八月の紫陽花 on   0 comments   0 trackback

署名の間には4つの壁画がある。

①アテネの学堂
②聖体の論議
③パルナッソス
④枢要徳と対新徳


天井画と対になっていて、

                 ①アテネの学堂
                     ↑
ソロホン(法学)  ←    哲学の象徴    →    天文学(哲学)
0ceiling_convert_20120116162812.jpg

アダムとエヴァ(神)  ←  神学の象徴   →  ソホロン(詩学)
                   ↓
                 ②聖体の論議 

                                        (右)
                          詩学の象徴③パルナッソス
(左)
④枢要徳と対新徳法学の象徴

①哲学
②神学
③詩学
④法学
の寓意像

それぞれの絵はこのようになっている。

1tondo1_convert_20120116165312.jpg
<哲学>
・ラテン語の哲学が書かれた石板を持つキューピッド
・キュベル(大量の乳房は豊穣を表す)に座った女
・服の赤は炎、青は空気、緑は水、黄色は土

theology_convert_20120116165853.jpg
<神学>
・神のことに関する知識と記述されている
・ストールが信仰、赤い服が愛、緑の服が希望

poetry_convert_20120116165726.jpg
<詩学>
・詩そのもの

justice_convert_20120116165749.jpg
<法学>
・法は各々に然るべきことを授ける
・剣で悪しき者をさばく

Raffaello Sanzioの作品

Posted by 八月の紫陽花 on   0 comments   0 trackback

ラファエロの描いた署名の間とヘリオドロスの間について話す前に、まずはラファエロの作品の特徴について考えたいと思う。

ラファエロはピエートロ・ペルジーノの工房で働き、瞬く間にペルジーノの力量を超えた。


ラファエロは精密にペルジーノの技法を模倣したため、作品によってはラファエロのサインが無かったらペルジーノのものだと勘違いしてしまうほどである。しかし、ラファエロが完全にペルジーノを抜いたと思わせる作品がこれだ。

img_1776725_51658745_0_convert_20120116143919.jpg
<聖ペテロへの天国の鍵の授与>

これはペルジーノの作品だ。

10spozal_convert_20120116143456.jpg
<聖母の結婚>

この作品がラファエロによるもので、①一点消失の遠近法はペルジーノから学んだものだが、それはペルジーノと比べて更に動きや奥行きが感じられる作品となっている。

athens_convert_20120116150339.jpg
<アテネの学堂>

この作品もラファエロの一点消失法の美しさが顕著に現された作品だと言えるだろう。

ラファエロの特徴として、②三角形の構図も挙げられる。これは彼がレオナルド・ダ・ヴィンチを熱心に研究した結果で、例えばこのような絵に当てはまる。

33carde_convert_20120116144940.jpg
<カルデリーノの聖母>

35canig_convert_20120116144955.jpg
<カニジャー二の聖家族>

レオナルド・ダ・ヴィンチの作品の影響で言えば、

020129_czarto01_b_convert_20120116150659.jpg
<テンを抱く婦人>

この絵のモティーフを真似して描いたものがある。

img_1295501_35488467_7_convert_20120116150930.jpg
<一角獣を抱く婦人>

これは同じ処女にしかなつかない、想像上の動物を持たせていることと、3/4正面を向く女性のポーズと言う意味で似ているといえる。

また女性を描くと言う点に置いて、③生身の女性から描いたというところがラファエロの特徴だ。

07sedia1_convert_20120116150107.jpg
<小椅子の聖母>

例えばこの小椅子の聖母は、聖母にもかかわらず、彼の愛人の女性を描いたものだとされている。その結果、生き生きとした、コケティッシュな表情を持つ聖母を描くことが出来たと言えるだろう。彼は他にも自分の愛人の絵を2作描いている。

また、ラファエロはあらゆる作品の中で④人体のポーズという点に置いて、ミケランジェロの影響を受けている。

例えば、

・署名の間の<パルナッソス>のサッフォーと言う女流詩人
・<キリストの変容>の手前に座っている女性

のポーズにそれは顕著に表れていると言えるだろう。

parnass_convert_20120116152711.jpg
<パルナッソス>

10trans_convert_20120116152745.jpg
<キリストの変容>

つまり、

①一点消失の遠近法を使っていて、しかもピエトロ・ペルジーノに比べて奥行きと動きがある
(<聖ペテロへの天国の鍵の授与>と<聖母の結婚>の比較)

②レオナルド・ダ・ヴィンチから影響を受けた三角形の構図を使っている
(<カルデリーノの聖母><カニジャーニの聖家族>など)

③生身の女性を描くことで生き生きとした表情を描いている
(<小椅子の聖母>)

④ミケランジェロから影響を受けた人体のポーズを引用している
(<キリストの変容><パルナッソス>の女流詩人サッフォーなど)


というところがラファエロの特徴と言えるだろう。

GiottoとCimabueの違い

Posted by 八月の紫陽花 on   0 comments   0 trackback

Cimabueの弟子であったGiottoだが、その力量は師匠をはるかに上回ったと言える。

例えば、それは<キリストの磔刑>を描いた作品で顕著である。


cimabue_convert_20120116123117.jpg

Cimabueの描いた作品はいかにもビザンティンらしい絵である。というのも昔から伝わってきた伝統的な描き方でしかなく、進化が見られないのだ。例えば、キリストの不自然に折れ曲がった体や、苦痛の表情のマリヤ、そして黒い線で描かれたひだなどがビザンティンの特徴として挙げられる。

3crucifi_convert_20120116123051.jpg

しかしGiottoの描く作品の場合、そのような傾向からは抜け出しているように考えられる。何故なら、キリストの状態や体の盛り上がりは自然であり、服にもグラデーションが見られるからだ。

このように

①人間らしい動きをした人間を描いたこと
(<キリストの復活>兵士、<マリアとヨセフの結婚>棒を折る男)

②表情豊かな人、あるいは人以外のものを描いたこと
(聖人<金門の出会い>、天使<死するキリストへの哀悼>)

③新しい絵画の方法を生み出したこと
(脱ビザンチン、フレスコ画法、ジョルナータ)


などなど、

あらゆる点でGiotto di Bondoneは偉大な人物だと言えるだろう。

『スクロヴェーニ家礼拝堂壁画サイクル 聖母マリア伝・キリスト伝』 Giotto di Bondone

Posted by 八月の紫陽花 on   0 comments   0 trackback

美術の授業は覚えることが沢山。覚える為に必要なのは、また整理して、思い出して、まとめることだと思います。それをノートに行うことも良いことですが、今日は1日中勉強できるし、せっかくなのでブログにまとめようと思います。

---------------------------------------------------------

Giotto di Bondoneの代表作として、スクロヴェーニ家礼拝堂の壁画を挙げることが出来る。これは、私的な家族礼拝堂であり、高利貸しで財産を築いた父親の罪を償うため、息子が建てた礼拝堂である。中に描かれた絵は『ヤコブ原福音書』の聖母マリア伝、キリスト伝、徳と悪徳の寓意を描いたものである。

まずは、聖母マリア伝、キリスト伝の一部を見ていきたいと思う。

joachi1_convert_20120116111253.jpg
<神殿から追い出されるヨアキム>

ジョットの絵の特徴として絵に合わせてあえて建物を小さく描くという手法がある。

joachi5_convert_20120116112248.jpg
<ヨアキムの夢>

この絵の状態からは彼がどのように絵を描いたかが分かる。この絵は、ヒビの入った部分で分けると大体5箇所に分かれる。これはジョルナータと呼ばれる一日分の区間を表している。

彼がこの絵を制作するのに用いた方法はフレスコ画法だ。彼が用いたフレスコ画法とは、生乾きの漆喰水で溶かした顔料(シノピア)で描く方法である。ジョット以前は、セコ・フレスコ画法(乾いた漆喰に接着剤を混ぜた絵の具を載せる)だったが、画面の持ちが悪かった。この高度な技術を要するジョルナータ法を確立したのはジョットであるという意味で、ジョットはこの時代に置いて革新的な人物だったと言える。

joachi6_convert_20120116120451.jpg
<金門の出会い>

この作品ではいかにジョットの描く人間が個性豊かなのかが分かる。何故なら画面の後方に居る侍女たちを見ると全てが同じ顔をしていて、おそらくこれはジョットの弟子が書いたものだと思われるからだ。

mary05_convert_20120116120603.jpg
<マリアとヨセフの結婚>

この絵では横に居る男が悔し紛れに足で木の棒を折っている。このような描写はラファエロの作品にも引用された。


chris20_convert_20120116121711.jpg
<死せるキリストへの哀悼>

このシーンでは特に天使の表情の豊かさが分かる。天使と言う人間とは違う生き物に対して表情を加えたことは画期的だった。

chris21_convert_20120116122006.jpg
<キリストの復活>

このシーンで兵士が寝ている姿はPiero della Francescaが真似している。

seireikourin_convert_20120116120656.jpg
<聖霊降臨>

このシーンではまだ光が黒い線であらわされているという意味で、やはりビザンチン方式からの完全なる脱却とまではいかないことが分かる。



『超訳ニーチェの言葉』 フリードリヒ・ニーチェ 白取晴彦・訳

Posted by 八月の紫陽花 on   0 comments   0 trackback

ディスカヴァー・トゥエンティワン
発売日:2010-01-12

病んだ時に、何故か読みたくなります。また、本屋に行って、手に取ってしまいました。そして今度はついに買ってしまいました。…かれこれ1年前に読んだものでしょうか…??不思議な話ですね。同じような時期に人生に迷っていたとは。もうすっかり忘れていました。それにしても、気付いたら手に取ってしまう本、って最強ですよね。私にとってこの本は最強です。そしてまた大切なことに気付かされました。一つ、決断できたことがあります。この決断は、私の人生を、本当に大きく左右する決断です。この決断が出来たことは、私にとってすごい大きな何かを手に入れた気がします。

この本は、生き方に迷ってどうしようもなくなった時、静かに、確実に、何かヒントを与えてくれる、最強の本だと私は思います。

『読書進化論』 勝間和代

Posted by 八月の紫陽花 on   0 comments   0 trackback

たまたまエッセイで読書離れについて書こうと思い目に付いたこの本。タイトルからして惹かれる…と思って持って帰ると、なんだ!勝間和代じゃないですか!初めての勝間にこんなところで出会うとは!です。この本が無ければ一生付き合うことはなかったと思います。なんだか出来過ぎた人で嫌だなと勝手に思ってたので(笑。ただ、読んでみるとあれ?なんでこの人自分の生き方についてばかり書いてるんだ?とカツマ―じゃない分、本に満足できない部分も多かったのですが(なんだか宗教的においを感じます。)、それなりにブームを起こした人間なだけあって、面白いことは書いてますね。なかなか心に来る言葉もありました。比喩表現も上手いです。カツマ―じゃないので鵜呑みにはしませんが。また機会があったら出会いたい著者ではあります。